以前にコスタリカの酸味でゾクゾクされた方は、是非お試し下さい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実にバランスの良い優れた香味が特徴で、中米を代表するマイルドコーヒーのひとつだと言えます。
　

アチェは紛争地域ですが、最近は落ち着いてきており、入荷も安定しております。
自家焙煎工房武蔵野は、何とトリプル・ハンドピック済という極上品を購入しております。

マンデリンはスマトラ島の北スマトラ州、それとアチェ特別州の南の高地で生産されるスマトラコーヒーの名称の一つです。

北スマトラ・トバ湖の南、リントン地区の高地で栽培されており、高度・気候・雨量その他の気象条件が珈琲栽培に適し、特有のまろやかな香味とバランスがとれた自然な味が特徴です。

リントン地区の限定農園より完熟チェリーを手摘みし､細心の注意を払って精選された“ゴールド　トップ　マンデリン”は最終仕上げまでに､セミ・ウォッシュド加工を施し､天日乾燥後脱穀してグリーンビーンズにされ､さらにその後再び乾燥工程を経た後､２回のスクリーニングと４回のハンドピックを含めた選別が行われている“厳選された最高級コーヒー”です｡
　

酸味を生かす、比較的浅い焙煎が主流なのですが、自家焙煎工房武蔵野では、マタリの独特の風味を生かすために、酸味を抑えるやや深めの焙煎をして、酸味を一旦隠しています。
自家焙煎工房武蔵野のマタリは、酸味が先に来ませんので、酸味が苦手な方でもマタリの優れた香味がわかっていただけると思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自家焙煎屋泣かせナンバ−１はこのマタリで、『死豆』他の不良豆を徹底的に取り去りますので、仕上がり量が減ってしまうのですが、その分当然の事ながら、香味はクリアになります。
よく『モカ臭』と言われますが、死豆と発酵豆を取り去ると『臭』ではなく『フレ−バ−』になるのをご存じの方は、きっと少ないと思います。

自家焙煎工房cafeむさしのでは、バニ−マタル独特の優れた風味を生かすために、マタリと同様、酸味を抑えるやや深めの焙煎をして、酸味を一旦隠しています。
焙煎翌日までは酸味は全く感じられず、苦味が強い味ですが、２日目ぐらいから僅かに酸味が顔を出し、マイルドな味に変化しますので、出荷適期に入ります。
自家焙煎工房cafeむさしののバニ−マタルは、酸味が先に来ませんので、『モカは酸っぱい』というイメ−ジはまったく当てはまりません。
マタリと同様、『死豆』と『発酵豆』を徹底的に取り去りますので、実に品が良い香味になります。
人によっては、モカだとわからない事があるぐらいです。

マタリをけなす気はありませんが、一般品の＃９と比較するのは見当違いのように思います。
スパイシ−さでは、クラシックに一歩譲るように感じますが、香味の上質さはバニ−マタルが最高です。
バニ−マタルは、モカ嫌いの方にこそ飲んでみて頂きたいモカです。